ジイジと孫のエジプト2人旅~60年振りにツタンカーメンの黄金のマスクと再会

今年の春、8歳になる孫が、新聞の折込み広告でエジプトツアーを見つけました。

「ピラミッド、見てみたいなあ!」「行くとしたら、ジイジと2人だけど、行く?」「行く!行く!」と言う訳で、早速、申し込みました。
激安ツアーで、成田発、上海経由。往きは、カイロまで20時間以上掛かりました。
7月20日に出発、5泊6日(エジプト3泊4日)、カイロ・ギザ・アレキサンドリアを巡る盛りだくさんのツアーでしたが、その一部をご紹介します。

エジプトの第一印象は砂漠。カイロの旧市街はレンガ造りの古いビルが立ち並び、土埃に覆われています。
写真や映像で何度も見たことのあるピラミッド、やはり本物は大きい。遠近法を利用して、お決まりのポーズ。しかし、暑い。

念願のクフ王のピラミッド見学。入口から上昇通路へ。勾配はそれ程きつくありませんが、通路は板で木の滑り止め、上から降りて来る人とすれ違うのがやっとです。

続くグランドギャラリーでは、ピラミッドの中とは思えない空間が頭上に広がります。ようやく「王の間」に到着。

玄室はシンプルな空間に石棺が置かれているだけです。どういう訳か凄い湿気で、サウナ状態、噴き出る汗を拭いつつ、這うように外に出ました。

次はスフィンクス。ようやく会えた、と言う感じ。よく見ると、尻尾がクルッと可愛いです。

カイロ考古学博物館では、60年振りにツタンカーメンの黄金のマスクと再会。何度見ても、金とラピスラズリの絶妙な配色がたまりません。純金の棺桶(第3人型棺)は115㎏、圧巻です。(撮影禁止)

黄金の玉座の脇には、冥界の神アヌビス(黒いワンちゃん)が控えています。
*黄金のマスクを含む主要展示品は、近々、大エジプト博物館に移設される予定です。

最後は、歴史遺産でもあるカイロのハンハリ―リ市場。エジプト最大のスークで14世紀末頃には創設されていたようです。エジプト情緒満載、迷路のように入り組んだ路地にベリーダンスの衣装屋さん、ランプショップ、カラフルなお店が軒を連ねます。

ネコちゃんがのんびりお昼寝、気持ち良さそう。

本当は王家の谷(ルクソール)、アブ・シンベル神殿を訪れてみたかったのですが、夏は40℃を超えるので、次回のお楽しみです。

孫は、初めてのエジプト旅行で、ちょっとくたびれたようですが、お陰様で、元気で日本に戻ってきました。孫曰く、次回はビジネスクラスだね!と、、、。ちょっと無理かな?

Y.T.

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