コールドチェーンの国際規格 ISO 31512について

シーフードショーにて弊社ブースへご来訪いただき、誠にありがとうございました。

今回は企業間取引(BtoB)におけるコールドチェーンの国際規格「ISO 31512」について、ご紹介させていただきます。

どういった規格かと言いますと、企業間取引(BtoB)におけるコールドチェーン物流サービス(冷蔵・冷凍の保管および輸送)に関する国際規格で、食品の適切な温度管理を実現するための要求事項とガイドラインを定めています。このISO規格は2024年12月6日に正式発行されました。日本がこのISO規格の議事国として主導して、可決されたものであり、世界各国のコールドチェーンの品質向上と健全発展を目指しております。特に運送事業者や倉庫事業者、加えて加工業者に小売店飲食店が対象となり、適切な温度管理を実施するための具体的な要求事項が定められております。(農場・漁場は対象外です。)

背景には日本国内で冷蔵・冷凍食品流通量が増加している一方で、一部輸入国では十分なコールドチェーンインフラが整っていない現状があるかと思います。お客様の中では「輸出は出来ても輸出先に冷蔵・冷凍倉庫がない」といったお声も多くあります。当社ではこのようなニーズには、建設工事不要ですぐに使えるリーファーコンテナの設置を提案しております。コンテナを運んで設置し電源をつなぐだけで即座に倉庫として活用可能ですので、ご興味がございましたらぜひお問い合わせください。

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また、この規格では温度管理だけではなく、その記録や監視も重要視されています。当社取り使い製品のFrigga V55 Plusは温度・湿度・照度・衝撃・傾斜の各センサを搭載したモニタリング機器です。グローバルSIMとGPS対応で輸送環境データを記録し可視化でき、輸送中のトレーサビリティ向上に期待が持てます。無償トライアルを承っておりますので、お気軽にご相談ください。

Frigga V55 Plusの詳細はこちら

最後になりますが、シーフードショー会場へお越しいただいた皆様には心より感謝申し上げます。今後とも変わらぬご支援とご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

by S.K.

引用元:経済産業省HP

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