半導体不足が直撃 2021/10/01

15年ほど乗った車を今夏こそ車検前には新車にしようと、昨年より計画。
年齢を考えると、多分自分の人生では最後の新車になるだろうと思い近くの某メーカー販売店に行き相談をし、車種を決めたのが2月末のこと。
「ただ納期については何とかぎりぎり車検日に間に合わせます。」販売店。
「5ヶ月も先ってどうして?」と聞く私。
「工場では部品、半導体不足で通常納期よりも倍かかっています。」と説明され早くと、お願いしたいところだったが、コロナ禍では無理は言えず仕方なく待つことに。

待つこと車検日の1週間前に電話があり、「すいません、納車はあと2週間ほどかかります。
1週間ほどは代車を用意させていただきます。ただしナビは半導体不足でさらに1~2ヶ月ほど先になります。迷惑をおかけします。」また、待つしかないか。
やっと予定通り納車は無事終了。でも運転していても何か目の前のモニターが暗いのも方向音痴なため心もとない感じ。
やっと販売店にナビの半導体が届いたのが先週。実に7ヶ月もかかってしまいました。

昨今報道されている通り半導体不足はコロナ禍で生産を抑えたこと発端と言われています。
そして相次ぐ生産工場の事故と、急速な需要回復で生産が追いつかなくなってきているのが原因のようです。半導体生産量は1990年代では日本は生産世界1位(実に世界シェア49%)でしたが現在では台湾、韓国に続いて3位(シェア16%)ということのようです。(2019年度資料)
半導体不足はまだ数ヶ月続くようです。

物流のほうでは相変わらず世界的にコンテナ不足も続いてきており、半導体の輸出入だけではなく、様々な荷物にも影響が出ているようです。その反動でコンテナ運賃も数倍に跳ね上がっています。
コロナの収束と物流の安定、コンテナ不足解消等々、半導体不足から日常生活だけではなくいろんな事を考えさせられました。

T.F

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