先日、自衛隊の東京大規模接種センターで、新型コロナワクチンの1回目の接種を無事に終えました。会場の運営は至ってスムーズで、予約は午後3時でしたが、入場して退場するまで、わずか30分足らずでした。
合同庁舎の前にはプレハブの受付があり、4列に分かれて進みます。予約の確認をし、受付を済ませると色付きのクリアファイルに接種券・予診票を入れてくれます。私は赤でした。列の一番奥まで進み、赤のファイルを持った人の歩みに従ってUターン、今度は接種会場へのエレベーター待ちの列になります。
色ごとに接種する階が分かれています。赤は最上階の10階。前方でパイプ椅子に座っている人が立ち上がり、庁舎に向かって歩き始めたので、その最後尾につきました。要所、要所に係員がいて誘導してくれます。エレベーターの定員・運転間隔のため、まっすぐエレベーターホールには向かわず、庁舎内をぐるりと一周、ホールからエレベーターに搭乗し10階の接種会場へ。
接種前に医師による予診を受け、服用している薬のチェック(血液がサラサラになる薬を飲んでいないか?)、アレルギーの有無を確認します。ブースが複数あり、全く待ちません。この予診で接種後の待機時間(15分~30分)が決められるようです。
いよいよ接種です。どちらの腕に打ちますか?通常、利き腕とは反対の腕にするそうで、私は左腕にしました。接種後、退出票が手交されます。退出時間3時29分。それまで待機しなければなりません。隣で「予防接種済証」の交付を受け、続いて、2回目の接種の予約をします。全てを終え、待機場所に座ったのが3時23分、ようやくスマホをチェックし、3時29分に接種会場を後にしました。
接種会場は、高齢者が中心でしたが、比較的若い人もちらほら。やはり、若い人達に早く接種して貰わないと、感染の抑え込みは難しいと思いました。
所用があったので竹橋(皇居)方面に向かい、接種センターのバックヤードに出ました。すると、そこにon chassisのコンテナオフィスを発見!その奥には、直置きのコンテナオフィスが並んでいるのが見えました。いずれも海上コンテナを改造したものではなく、コンテナ型に製造されたオフィスのようでした。
ところで、自衛隊には、演習用に、雨水の侵入を防ぐEFI仕様(日本・中国で特許取得済み)の20’サイドオープンコンテナや20‘リーファーコンテナをレンタルしています。特に、横開きのサイドオープンコンテナは、使い勝手が良いと好評です。
また、自衛隊とは異なりますが、オリンピック・パラリンピック組織委員会を通じ、期間中、選手村や複数の競技施設に海上コンテナをレンタルすることになっています。
緊急事態宣言が発出されれば無観客も辞さず、との首相見解が表明されましたが、オリンピック・パラリンピック会場にお出掛けになる機会があれば、是非、コンテナを探してみてください。意外な場所で健気に頑張っています。
by Y.T.
東京大規模接種センターでの受付から接種までの流れは、自衛隊のHPにYouTubeで紹介されています。
by Y.T.