邦船3社コンテナ船事業統合発表からONE(Ocean Network Express)正式稼働までの期間とその影響 / コンテナ市況レポート 2018年5月

  5月の連休、ゴールデン・ウィークも終わり、都内がいつもの喧噪の中に包まれている。一方、天気は連休中、25℃以上の夏日が続いた天候から、一転して連休明、8日(火)、9日(水)の最高気温はそれぞれ14.6℃、14.2℃と二日続けて15℃未満となった。これも異常で、2008年以来、10年振りとのこと。連休の疲れと重なり、体調を崩された方も多 …

コンテナ船社の寡占化と運賃競争の課題、上海Intermordal Show / コンテナ市況レポート 2018年4月

  日本で4月は学校の新学期の始まりと同時に、新卒者の就職のスタート月でもある。そのためこの時期の通勤電車の込み具合はさらに激しくなる。都心へ向かう新入生、新就職者による朝の通勤ラッシュ時間の電車の混雑は日本の風物詩である。昔は主要な駅で駅員がお客さんのお尻を押して、電車に詰め込んでいた時代があった。現在はそこまでいかないが、通勤地獄の状 …

コンテナ船統合新会社ONEの訪問、滞留する空コンテナの解決策 / コンテナ市況レポート 2018年3月

  朝5時起き、6時15分にホテルでタクシーを頼んで7時前にターミナルONEに到着した。とりあえず飛行機会社のカウンターに急いだ。と言うのは往復とも座席が3列席の真ん中で、二日前シンガポールに来る時、二人の大柄な若者に挟まれて身動きが取れず閉口したため、何とか帰りの便は通路側の席を確保したいと考えたためである。ところが残念ながら成田への帰 …

2018年、コンテナ業界における中古コンテナ業者の役割と展望 / 2018年1月

 新年、2018年が始まった。日本晴れの元旦、清々しく、遠くに富士山が見える。標高3776m。関東からであれば何処にいても、日本一高い山、富士山が見える。何と美しい山であることか?  今年はどんな年になるのか?いやいや受け身ではいけない。少なくともこんな年にしたい。あんなこともやりたいと言う気概で生きていきたい。  正月4日、米国株式市場 …

産業構造が劇的に変わる中、求められる企業の思考改革 / 2017年12月

 世界景気の回復は底堅い。国際通貨基金(IMF)は2017年の世界貿易伸び率を4.2%と予測。但し世界の成長率は3.6%で、3年ぶりに貿易伸び率が成長率を上回るとみている。米国の11月の雇用統計は、米国非農業部門の雇用者数が前月比22万8千人増加。失業率は4.1%で前月と同じ。平均時給は26.55ドルで前年同月比2.5%増。欧州はユーロ圏 …

最大手のコンテナリース会社が今年莫大な発注をする理由 / コンテナ市況レポート 2017年11月

 内閣府が、11月9日に現在の景気が9月で58ケ月間を超え、戦後2番目に長い“いざなぎ景気”(57ケ月間)を超えたと発表した。2012年12月から始まったこの景気回復は、2019年1月まで続くと戦後最長記録となる。しかし、実感として、あまり景気の熱気を感じない。但し、土日、祭日のデパートの混雑、主要鉄道駅の人込み、平日、アフター5の繁華街 …

コンテナ市場から見える世界経済の動向、日本企業が生き残るための課題とは? / コンテナ市況レポート 2017年10月

  中国は、10月1日から8日までの8連休の国慶節が終わり、10月9日(月)からコンテナ工場が稼働し始めた。その間コンテナ生産が休止されていたためこれから受注残、追加生産に拍車がかかる。それはまた今後のコンテナ需要を占う指標にもなる。現在、中国全土のコンテナ工場の新造コンテナの在庫は412,000TEU。コンテナ価格は、$2,200~24 …

中国コンテナメーカーの発展にともなう品質の問題 / コンテナ市況レポート 2017年9月

 8月半ば、一年半ぶりにシンガポールに飛んだ。飛行機は、かなり混んでいて、シンガポール航空に何とか席を確保できた。しかし、通路側の席が旅行社の枠では取れず、2日前のインターネットでやっと通路側の席を確保できた。いつもと違い機内映画を3本も見続けたので往路の6時間が短く感じた。シンガポールは来るたびに変化している。シンガポール(チャンギ)国 …

寡占化が進むコンテナリース業界における中小リース会社の存在意義 / コンテナ市況レポート 2017年8月

ある中堅コンテナリース会社の役員が、彼らのコンテナ稼働率が現状97%であり、中国・アジアのデポにはコンテナが払底していて、新造コンテナの工場在庫は、ほとんどが長期リースで予約が入っている現状を説明してくれた。この状態は他のリース会社にとっても同じ状況であることは想像に難くない。今年、積極的に新造コンテナの発注をしているある大手リース会社は …

コンテナリース会社の近況とMagnum Plusのメリット / コンテナ市況レポート 2017年7月

 コンテナリース需要はこれから夏場に向かって強くなる。Shipping Guideは6月のアジアからの北米向けコンテナ荷動きが前年同月比3.7増、128万7507TEU、1-6月累計、前年同期比4.8%増、731万7507TEUと単月、累計とも過去最高を記録したと米国調査会社のデータを紹介している。その上、米国労働省の6月の雇用統計は、雇 …