【コンテナ市況レポート特別寄稿】マラソンマン

  • by 中尾 治美

 EFインターナショナルはコンテナ・オーナー協会(COA = Container Owners Association)のメンバーです。10月にアムステルダムで開催されたインターモーダル・ヨーロッパ・エキシビションで、EFIチームはエキシビション前日、COA主催の「Welcome to Amsterdam」ネットワーキング・レセプションに参加しました。

 パトリック・ヒックスCOA事務局長に会うのは2019年11月以来でした。私はパトリックが4年前に会ったときより少し痩せていることに気づき、どうしたのですかと尋ねました。
 彼は、コロナ禍が始まったとき、数カ月間旅行ができなくなることが分かっていたので、健康状態を改善するチャンスだと思ったのだと教えてくれました。2020年5月、彼は毎朝、早朝に5kmのウォーキングを始め、それを10kmに増やしたという。その後、100メートル走って100メートル歩くというスローランニングを始めて、それから数カ月かけて、10kmすべてを走れるようになるまで、走る距離を徐々に伸ばしたのだそうです。
 最近も走っているのですかと彼に尋ねると、2021年7月からパークランのイベント(https://www.parkrun.com/)に参加するようになったのだと話してくれました。パークランは、イギリスや世界中で毎週土曜日の朝に開催されている無料の5kmランイベントです。日本にもパークランのイベントがあることを知りました。更に、パトリックは21kmのハーフマラソンも2回走ったことがあると教えてくれました。

 ウェルカム・レセプションでのディスカッションで、パトリックはインターモーダル・エキシビションの直後の日曜日に開催されるアムステルダム・マラソンにエントリーしたと言って私を驚かせました。42kmはかなり長い距離ですし(パトリックももう若くはないので)、私はかなり驚きました。そこで私は彼の幸運を祈り、もし彼が完走したら、レースのレポートを送ってくれるように頼みました。

株式会社EFインターナショナル
代表取締役 中尾治美

そして、これが彼から送られてきたものです:


親愛なるハリーへ

 アムステルダム・マラソンがどのようなものだったのか聞いてくれてありがとう。最後の数キロは少し歩きましたが、怪我もなく完走できたことを、ここに喜んで報告します。
 17,000人以上の選手が参加し、1928年にオリンピックが開催されたアムステルダム・オリンピック・スタジアムからスタートしゴールするというレースです。本当に素晴らしい会場でした。

 夏の間、私はトレーニングを積んできました。しかし、レースの6週間ほど前に脚を痛めてしまい、トレーニングを中断せざるを得なくなりました。

 マラソン当日の朝、完走できない可能性があることを実感し、怪我が再発するかもしれないと心配しましたが、幸いにも大丈夫でした。最初の21kmをかなりゆっくり走り、後半はさらにゆっくり走りました!目標タイムは設定しませんでした、完走することのほうが重要だったのです。そして5時間ちょっとでゴールできたのはとても嬉しかったです。初マラソンですし、自分の年齢を考えると良くやったと思います。一番大事なのは、楽しんで完走できたことと、当日にケガやマメができなかったことです。

 本当に素晴らしい経験でした。道路脇や競技場には大群衆がいて、ランナーに声援を送り、私たちを励ましてくれました。
 初マラソンを終えた今、来年、リスボンで開催される次のマラソンに向けトレーニングを始めたところです。

心を込めて、

パトリック

Patrick Kicks 略歴

Patrick Hicks はケンブリッジ大学で学び、1978年にP&O Shipping Company に入社してからContainer Shipping業界で働いてきた。長年にわたり貨物、コンテナ、化学品輸送、や鉄道に関する専門書を出版し、世界中で多くの会議、展示会を開催してきた。最近15年間は、以下の4つの国際同業者協会を運営している。

the Container Owners Association (COA)
the International Tank Container Organisation (ITCO)
the Cargo Incident Notification System (CINS)
the Container Self-Storage and Traders Association (CSTA)

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